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w closet×JUGEM

読んだ本「ツクツク図書館」

 カテゴリーにBOOKを作りつつアップしてないので

なんとなく活躍させてみる。

最近読んだ本「ツクツク図書館」紺野キリフキ著。

2008年に出てた。知らんかった。

ああ、なんか相変わらず不思議ワールドだった。

てか私は「キリハラキリコ」が作者名だと思ってたわ。

この人の文章はweb向きだなと思います。

携帯小説という分野ともまた違いますが

とにかくweb向きです。好きだから書籍でも読みますがね。

発想力とか着眼点とか、潔さだとか奇天烈さとか

この人の文章を読むたびに、私は自分の発想や考え方が

いかに常識にとらわれているか、というのを痛感させられます。

字も大きいし、児童文学よりも字数的に少ないんじゃないかと

思うぐらいの分量なので、すぐさま読めます。

たぶん好き嫌いがはっきりしている、

というか、意味不明感がすごいので(ほめてる)

読めない人は読めないかなと思います。

でも一見、意味不明な中にちゃんとプロットがあるので

紺野キリフキワールドが成立しています。

私的には「キリハラキリコ」のが面白かったです。

「キリハラキリコ」はシュールな四コマ漫画の小説版みたいな感じ。

四コマ漫画を書いている人が、長編を書くと

ちょっとなかのび感が出てしまうような、ちょっともったいない感じ。

それが「ツクツク図書館」でした。

星新一のショートショートは面白いけど、長編はいまいちという感じ

に似ている。読後感が。



そういえば梨木果歩が読み途中です。

途中で違うのばっかり読んでる。
  • 2012.08.19 Sunday
  • 16:25

久しぶりに本の話

近場の図書館では一度に本を5冊まで借りられる。

(隣町の図書館は確か7冊だったが)。

そんなわけでいつも厳選しなければならない。

今回借りてきたもの。

「魔法と猫と魔女の秘密」正木晃(春秋社)

「風の化石」高瀬省三作品集 写真・坂本真典(筑摩書房)

「狛犬事典」上杉千郷(戎光祥出版)

「図説ヨーロッパ不思議博物館」宇田川悟(河出書房新社)

「しばわんこの和のこころ3」川浦良枝(白泉社)


我ながらこの脈絡のない選び方…。

「風の化石」はすばらしかった。

これは自分でも買おうと思った。

タイトルに惹かれ、「写真・坂本真典」と見つけた日にはちょっと小躍りです。

坂本さんはクラフト・エヴィング商会の本の写真を担当されている方。

中身がまた良かった。流木に少し手を加えた彫刻の作品集。

くはーっとなりました。

それで最後までチェックしてみたら、装丁がクラフト・エヴィング商会。

やっぱりねえ。どうも私は彼らに惹かれてしまうのです。


あとは「魔法と猫と魔女の秘密」もなかなか面白かった。

ただ、なんでも魔女に結び付けているのが気になるぐらい。

これが「巫女」をテーマにした本なら、なんでも巫女に

結び付けられるんだろうなあと思う。


「狛犬事典」は、私が前々から狛犬が気になっていたから

おお、これは私が探し求めていたものか?と思ったが

内容的には、私の求めるものではなかった。

私的には、もうちょっと民俗学的な考察が欲しかった。

ネットでもなかなかいい情報にはめぐり合わない。


「しばわんこの和のこころ」。これはいいなあ。

しばわんこかわいい。みけにゃんことの絡みが。

昔NHK総合の深夜に「ゆるナビ」というのをやってましたが

(あれは歴代でもかなり私的ヒット番組)

その中で「しばわんこ」もやっていた。


「図説ヨーロッパ不思議博物館」は私が好きそうな博物館が

たくさん載ってたので。好きそうなの、何かマニアックな感じの…。

そういう変な博物館めぐりというのも楽しそうだなあ

などと妄想をする。
  • 2009.08.30 Sunday
  • 17:49

「改造版少年アリス」

改造版 少年アリス
改造版 少年アリス
長野 まゆみ

久しぶりで本の話をします。

この「改造版 少年アリス」、よかったです。

簡単に書かれた文章は、洗練された証。

改訂、ではなく改造という言葉がまさにぴったり。

「昔は長野まゆみは好きだったけど、途中で嫌になった人」にも

おすすめできると思います。

試しに初版の「少年アリス」を読んでみようと思ったら

読めませんでした。まったく読みづらい(笑)

そうかあ、初期はこんな風だったのかあ、と改めて実感。

「改造版」には、文章に空間的な広がりもあって

どちらかと言うと、のびのび、のびやか、という感じ。

「初版」は世界観も言葉も限定されてとても狭い世界。

いや、内容がというよりも言葉がです。

多分最近の長野まゆみ作品の中で、一番いいと思います。

原点であり、最新。
  • 2009.01.23 Friday
  • 17:38

長野まゆみ特集号

文藝 2008年 08月号 [雑誌]
文藝 2008年 08月号 [雑誌]
河出書房新社

久しぶりに本のカテゴリーを追加。

出ました、祝20年長野まゆみ先生特集号(文藝)。

私が「少年アリス」と初めて出会ったのは中学生でした。

当時「少年アリス」は夏休み(?)の課題図書のひとつで

店頭に並んでいるのを一目惚れしたのでした。

今でもあの衝撃は覚えていて、内容も装丁も何もかもが

今まで読んでいた本とは違っていた。

カルチャーショックのような衝撃。

「少年アリス」と出会って、私は小説家になりたいと

初めて思ったのでした。

それから私は彼女の小説を貪るように読みあさった。

それから10年以上たった今でも、私は彼女の小説のとりこです。

多分、彼女の作品のほぼすべてを読んでいる。

彼女の小説は、ブームの小説のように一気に売られて

一気に古本屋に並ぶことはない。

彼女の作品が好きな人たちが、自分の手元に

コレクションの中に、大事に並べる。

古本屋にほとんど並ばない小説家(だと私は思っている)。

誰かの本棚に大切にされている。

私もそういう小説家になりたいと思ったのだ。

自分の原点を、出発点をまた見ることができた。

  • 2008.09.04 Thursday
  • 15:46

「あめふらし」

あめふらし
あめふらし
長野 まゆみ

久しぶりにBOOKをアップしてみました。
ちょこちょこ何回かに分けて読んだので
難しさが一層アップしました(笑)
不思議ワールド全開ですね。
過去の時間や時代が交差していたり
そうかと思えばおとぎ話のようだったり。
物理や科学や奇怪な世界が一緒に存在していて
それがひとつの長野まゆみワールドとなって
息づいているのが、やっぱりさすがな感じです。
他のどこにもない、彼女の世界観があります。
つきつめているんだなあ、と思います。
あらすじには表れない「すごさ」だと思います。
前にも書きましたが、好きな人にはたまらないでしょう(笑)
  • 2006.11.01 Wednesday
  • 16:34

「密やかな結晶」

密やかな結晶
密やかな結晶
小川 洋子

またまた図書館で小川洋子さんを借りてしまいました。
うーむ、はまったな(笑)
こうしてみると、一番初めに読んだ
「博士の愛した数式」は、結構一般向けだったのだと
改めて思いました。
だから今まであんまり他の作品読まなかったのだな。
この「密やかな結晶」や「沈黙博物館」は
なんか世界観が独特で、私はこれらの作品のが断然好き。
限りなく静かな世界で、消滅という現象が起こってくる。
結局なんだかよく分からないこの「消滅」という現象は
こういう世界の話でなくても、現実でもあるだろうと思います。
極論的な世界ですが、おかしくはないのです。
淡々としているのに、何か飽きない。
それで一気に読んでしまうのでした。
彼女のすごいと思うところは、感覚とか感性とか
そういう微妙なものを、きちんと丁寧に言葉にして
表現しているところだと思います。
ところで彼女の作品にはおじいさんとかおばあさんが
よく出てきますが、好きなんでしょうか。
  • 2006.07.25 Tuesday
  • 15:47

「沈黙博物館」

「沈黙博物館」
沈黙博物館
沈黙博物館
小川 洋子

こういう本好きだなあ。好み。
現実のような現実ではないような
時空の隙間に入り込んでしまったような感覚で
私はそういうなんとも言えないのが好きです。
以前「博士が愛した数式」を読んだ事がありますが
これもまた静かでやさしい空気があります。
「博士が愛した数式」には、どこか冷たいというか
きつい感じを覚えましたが(ほんとに少し)
この「沈黙博物館」は、そういうのがなかった。
内容的には、こっちの方がきついようなのに。
季節が流れて、冬の沈黙のまま、ひっそり
物語が終了した感じです。
いや、物語の住人には続いていくんでしょう。
私もかつて博物館で働きたかったので
ぜひこういう所で学芸員をしたいと思いました(笑)
彼女によって描かれる人々は
彼女にとても愛されているのだと感じます。
作者の「愛」を感じる本って、良い本です。
この人の本は違うのも読んでみたいと思います。


前回図書館から借りてきた本はこれで全部読み終わった。
また借りてくるかなあ。どうしよう。
服作りたいしなあ(笑)
  • 2006.07.21 Friday
  • 18:04

「四月天才」

「四月天才」
四月天才
四月天才
小泉 吉宏

作者は漫画家の人らしい。
ショートショートの短編集です。
ショートショートは読みやすいので好きです。
よくこんなにネタが思いつくなと思います。
ブラックなのが私は好きでしょうか。
ショートショートというと、
私はやっぱり星新一が一番好きです。
比べるものではないと思いますが
星新一ってやっぱりすごいなあと思いました。
  • 2006.07.21 Friday
  • 17:36

「包帯クラブ」

「包帯クラブ」

包帯クラブ The Bandage Club
包帯クラブ The Bandage Club
天童 荒太

これは面白かったなあ。
新鮮でもあり、懐かしくもある。
珍しく子供の自分を思い出したりした。
包帯巻いてみようかなあという気になった(笑)
難しい言葉はない。でも馬鹿でもない。
最初は、ちょっとわざとらしいかなあと思った。
でも読んでいくうちに、そういえばあの頃って
そういうわざとらしさが現実だったりした。
純粋な感受性があった。
夢と現実を行ったりきたりしていた
あの時代の、あの感受性だ。
一番良かったのはエロがなかったことだ。
登場人物を「好きだなあ」と思ったのは
久しぶりだ。皆かわいい。
かわいいというか、子供に対する愛しいという感じ。
これもそのうち自分で買おう。

ところで、図書館から借りてきた5冊の本のうち
4冊がクラフト・エヴィング商会関係の装丁だった。
今回は装丁で選んだところもあり、
自分でもびっくりした(笑)
やっぱりねえ、私好みの本を作ってくれるんですね。
  • 2006.07.16 Sunday
  • 12:05

茨木のり子の詩

先日図書館から借りてきた本。
2冊ほど読んだのでアップします。
今回は全然読んだことない人ばかり読みました。


茨木のり子集 言の葉〈1〉
茨木のり子集 言の葉〈1〉
茨木のり子集 言の葉〈1〉
茨木 のり子

なんてカッコいい女なんだろうと思いました。
カッコいい生き方をしているんだろうと。
前にテレビでちょっと紹介されてたのを見て
きつい言葉遣いに、興味を持って借りてきました。
エッセイとかも載ってましたが、詩だけ読みました。
今までこういう詩は読んだことなかったなあ。
厳しくて、あたたかくて、力強い。
潔い。凛々しい。そういう言葉が当てはまるでしょうか。
思わず背筋を正して読んでしまう詩でした。
この本には載っていませんが
「自分の感受性くらい」という詩があります。

「自分の感受性くらい
 自分で守れ
 ばかものよ」

この言葉を聞いて、この人に興味を持ったのです。
詩はこれだけではないのですが。
全文を読むと、もっと心にずんときます。
私はきっとこの詩が載っている本を手に入れるでしょう。
それで読むたびに、ガツンとくるでしょう。



妖精の棲む森

妖精の棲む森
妖精の棲む森
早坂 真紀

タイトルの通りの内容でした。
妖精が棲んでいる避暑地の森の話です。
この人は自然が好きなんだろうなあと思いました。
妖精って何なんでしょうね。
私は、妖精が必ずしも少女のような姿形ではないと
思いますが。羽が生えてたりとか、花びらの服着たりとか。
そういう「モノ」というのは、
あらゆる形をし、形がないものではないかと思います。
まあ、私は見た事ないのでなんとも言えないですが。
「人型」って、人間の都合の良い形なんじゃないかと思います。
ちょっときれい過ぎるかなあという感じがしました。
  • 2006.07.12 Wednesday
  • 18:32